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マイホームを建てるなら平板載荷試験は必須項目

地盤の地耐力を調べる

工事現場

地盤調査の流れ

平板載荷試験は、地盤の支持力を測定する試験のことです。試験を行うためのスペースは大きくなりますが、短時間で行うことができるというメリットがあります。平板載荷試験で求められる支持特性は深さ45〜60cm程度の地盤が対象となるため、それを超える深さに軟弱な地盤があっても結果に反映されないため、大型の建築物の建設には向きません。では、平板載荷試験の手順を解説します。まず、建築物の種類や規模、基礎の大きさ、支持地盤の土層構成から試験を行える地盤であるかどうかを確認し、測定する地点の選定を行います。試験位置が決まったら、試験地盤面の整形と養生を行います。試験地盤面は載荷板の中心から1m以上の範囲を水平にし、試験を行うまで地盤の状態を保つため、シート等で養生します。次に載荷板を設置します。試験地盤面に水平かつ偏りの無いよう密着させます。そして載荷装置を組み立て、試験を行います。載荷装置は重機などの反力装置、載荷ばり、支柱、ジャッキから構成されます。載荷装置は、計画最大荷重の120%以上の耐久性がある構造で、載荷板に偏心荷重が作用しない、という条件があります。つまり装置全体が一連の作業で安全に行える構造であることが求められます。載荷装置に重機などを載せ、測定を行います。平板載荷試験では、載荷装置に付いているダイヤルゲージが正常に作動しているかを確認するため、予備載荷を行います。この予備載荷は何回か繰り返し、その都度荷重と地盤の沈下を測定し、地盤の変化や装置の精度を確認します。平板載荷試験の結果は沈下量と載荷時間を軸としたグラフや表でまとめます。